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股関節主導の高回転ペダリングとは、どのようなものなのでしょうか?

トップ選手はなぜ楽そうに高回転を漕げるのでしょうか?

 

競輪トップ選手の武田豊樹選手の映像ですが、いったい何回転で回しているのでしょうか?

 

答えは130回転です。

 

2013年ジャパンカップクリテリウムでの西薗良太選手(CSS)は一見重いギアを踏んでいるように見えますが、これでも約100回転で回しています。

 

集団後方から上昇しようと試みるダビド・ロペス選手(SKY)は約105回転で回していますが、踏んでいるように見えませんね!

 

レース最終周回のピーテル・スライ選手(OPQ)は、位置取りや駆け引きなどの厳しい状況で約110回転で回していますが、こちらもゴリゴリ踏んでいるようには見えずに、一生懸命に回していると言う感じにも見えませんね。

 

 

ここで、武田豊樹選手のペダリングを、スローで見てみましょう。

 

足首はうごかさず固定され、股関節の屈曲・伸展動作を左右交互に130回/分で行うだけです。

 

つまり、簡単に言うと「太ももの素早い上下運動!」

 

股関節運動範囲(膝が上下する範囲)は、クランクの直径34CM(クランクの長さが170mmの場合)

 

クランクの直径以上や以下の動きが全て抵抗やロスとなります。

 

つまり、効率良く回そうとするのであれば「回そうとしない!」

 

このようなペダリングを習得するには、スピニングバイクを使った「片足ペダリングドリル」がおススメです。

 

メトロノームを準備して、130回転に設定しましょう。(中・上級者向け)

 

このドリルは、ペダリングがコントロールできないと、脚が外れてペダルで脚を強打し、怪我をする恐れがありますので、シューズを履いて行いましょう。

 

 

直結式のスピニングバイクは回転運動の慣性力を意識しやすく、アップストロークでの「負の力」を教えてくれます。

 

このドリルは、上死点への入力ポイントが遅れたり、足先で踏もうとすればするほど入力範囲が大きくなり、下死点から慣性力で突き上げられるペダルの力に押され、脚に負担を感じたり、腰がブラされます。

 

骨盤を安定させるために体幹が固定しやすい姿勢を保ち、テンポに合わせて上死点をキャッチするだけ!

 

下肢(膝から下)は回そうとするのではなく「軽く固定」

 

 

 

このようなドリルで、股関節の運動範囲のズレを修正した改善例をご紹介します。

 

実業団のロード・トラック大会で活躍する林選手は1000mを1分7秒、個人追い抜きは4分48秒がベストタイムです。

 

ドリル実施前の130回転キープの映像です。

 

一見、上手く乗っているように見えますが、スローで見てみると下死点まで重力方向への踏力が加わり、その反作用として働く力で、自転車や上半身がブラされています。

 

 

ドリル後です・・・

 

スローで見ると体幹が安定し、下死点への踏力が抜けて自転車や上半身のブレが抑えられています。

 

 

最近、高回転がきついと言う方へ、おススメのドリルです!!!

 

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