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中西氏:ポジションとは姿勢ですので、関節の角度を決める事なのです。

今日は、その関節の角度はどれくらいですよ、と言う話をしたいと思います。

まずはサドルの前後位置なのですが、サドルの位置が変わると関節の角度は大きく変わります。

ですから、最初にまずペダリングをして、いつも乗っている位置に必ず乗るというのが大事です。

それで、足の位置が前水平になる時に、ひざのお皿の裏から下ろした垂線が、ペダルの中心に来るようにサドルの位置を調整します。

更に、タイムトライアル用のバイクに乗る場合は、これより5㎝前にサドルの位置がきます。

この(ロードバイクの)位置でTTポジションを取ると、お腹と太ももが近くなって、こういうことを「詰まる」と言いますが、詰まると上死点の時に回しにくくなります。

で、TTと言うのは95回転から100回転ぐらいで走りますので、このように詰まってしまうと速く回せなくなってしまいます。

ですから、お尻の位置は通常のロードバイクより5㎝前です。

次は、サドルの高さに関する事です。

で、サドルの高さはペダルを前水平にした時に、ひざの角度が110度ぐらい、100~115度ぐらいと思っていただければ良いです。

ひざの角度が一番わかりやすいのは、くるぶし・ひざの外踝・(お尻の)大転子の角度が110度になります。

で、なんで110度が良いかと言うと、バイオメカニクス的に110度が一番高い力を発揮します。

例えば、走高跳で踏み切る時のひざの角度、これが110度なのです。

バレーボールでジャンプする時のひざの角度も110度なのです。

110度の時が一番力が出しやすい。

自転車の場合は、一番トルクになるのはペダルが3時の位置です。

で、一番下でいくら真下に踏んでも、トルクに変わらないですよね。

真下でいくらペダルを踏んでも、前には進まないです。

一番力が発揮しやすいのは3時の位置です、ここで110度になるようにします。

で、お尻の位置が決まったら、次はハンドルの位置です。

まず前傾の角度は、上ハンドルを持ったときの角度は、中級者で50度、上級者になると40度ぐらい、初心者だと60度ぐらいです。

まあ、だいたい真ん中の中級者で50度と覚えておいて下さい。

ブラケットを持って、腕をしっかり伸ばした時に45度ぐらいになるのが中級者のポジションです。

今度は脇の角度ですね、ここが初心者で70度、上級者になると85度ぐらいになります。

だいたいこのように、ポジションと言うのは角度を中心に決めていきます。

ブリヂストンアンカー中西さんのポジション講座

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