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今回も前回に引き続き、サイクルショップ「ポジティーボ」の永井孝樹さんに、ロードバイクのパーツについて色々と学びます。

 

 

ナレーション(山田玲奈):前回、真の自転車芸人になるために宇都宮ブリッツェンの監督、栗村さんに連れられ「パーツ永井」こと、元プロチーム専属メカニックの永井孝樹さんの元を訪れた団長!

「フレーム」「サドル」「ハンドル」の基本について学びましたが、まだまだパーツの世界は奥が深いんです。

と、言う事で「自転車のススメ」パーツ編、その2スタートです。

 

栗村:それではいよいよ、この自転車のパーツを語る上ででね一番メインになると言って良い「コンポーネント」をパーツを多くはパッケージ化された名称で・・・。

 

永井:コンポーネントと言われている物は8点ございます。

まずはコレ「シフトレバー」になります!

 

団長:シフトレバー! ココですね。カチャカチャ動くやつ・・・。

 

永井:で、ブレーキ本体。

 

団長:ブレーキ本体、こちら・・・

 

永井:で~、フロント変速機!

 

団長:あ! ここの変速機!

 

 

ナレーション:そして、「リアの変速機」「スプロケット」「クランク」「ボトムブラケット」「チェーン」これらすべてを合わせた総称が「コンポーネント!」

 

自転車の心臓部にあたり、スポーツバイクを語る上で外せないパーツです。

 

 

栗村:元々、この手元変速システム!ヨーロッパでは「セミオートマティック」なんていう、ちょっと小気味よい言い方でみんな呼んでいましたけども、それを一番最初に開発したのが「シマノ」!

 

団長:あ! シマノが最初なんですか! え、じゃあそれまではどうしてたんですか?

 

栗村:それまではね、ここにね(ダウンチューブ)についてたの!

 

永井:ダウンチューブにレバーが付いていて、ガチャガチャってこうやるレバー(ダブルレバー)が付いていたんです。

 

団長:あ、たまに見た事あります。

 

永井:そうですねえ、80年代までですかね! だいたいそれまでは主流として使われていたんですけど、シマノ社がこういった「デュ

アルコントロールレバー」というふうに呼ばれるんですけれども、(ダブルレバーを)外しちゃったんです。

 

団長:日本のメーカーが・・・!

 

 

ナレーション:現在、シマノをはじめとした3大メーカーがシェアのほとんどを占めるコンポーネント!

 

左でフロント、右でリアのギアチェンジをするのですが、各メーカーによって、シフトレバーの操作方法に違いがあります。

まずは、シマノ!

 

永井:シマノはコレで、この大きなレバー(ブレーキレバー)ごと動きます。

これはシマノしかないです。

 

団長:あ、これはシマノだけなんですか?

 

永井:ハイ!

 

団長:特許を取った訳ですね!

 

永井:本体と言うか、一番大きい主要なレバーが動くのはシマノしかないと言う事ですね。

 

重いギアにする時はこっちの(小さいレバー)を動かすと重いギアに変わっていきます。

 

本体のレバーと、内側の小さいレバーが動くのがシマノの特徴ですね。

 

 

ナレーション:日本が世界に誇る自転車パーツメーカー、シマノのシフトチェンジはブレーキレバーごと動くのが特徴です。

 

団長:楽しかったですね、これに変えた時に!

もう、無意味にギアチェンジしてましたね。

 

栗村:団長がおそらく自転車始めた頃には既にコレが広まり始めていて、コレ(ダブルレバー)の苦労を知らないと思うんですよね!

現代っ子ですよ言ってみれば!

 

団長:わたくし、現代っ子です、ハイ!

 

栗村:もう、本当に疲れて、ここに(ダブルレバー)に手を伸ばすのが嫌な時に、膝でこう変えてる時代がありました。 青あざを作って。

 

団長:膝で・・・?

 

永井:要するにですね、こうやって(ハンドルを)持ってて、ここに(ダブルレバー)に手がいくと「アイツ(ギア)変えるな!」って分かっちゃうわけですよ。

 

団長:はあ~、後ろから人にもバレないためにも・・・!

 

栗村:バレ無いためにもそうですし、要するに立ち漕ぎとかしてても、1回座らなきゃいけない訳ですよ、ギア変えるのに!

それが嫌で、青タンできるけど、もう「あ~っ!」みたいな感じで・・・!

 

団長:はぁ~~~~!

 

永井:(ダブルレバーを)1個カチッと動かせば一段カチヤっとなるんですよ、更にもう一段動かせばカチャッっとなるんですけど・・・。

 

栗村:いや、さらにその前はカチカチすら無かったですよ。

 

団長:え、じゃどうやって変えるんですか?

 

栗村:要するにこう、手加減でそのディレーラーの位置を変えるんですよ。

 

永井:要するに「ヌル~~」っと、変わるまで動かすんですよ。

 

栗村:だから、位置が悪いと「ガラガラガラ~~~~!」って言うのを、手で調整するんですよ。

 

団長:うわ! 不便!!!

 

永井:その時代を生き抜いてきたんですよ、我々はね!

 

団長:その時代もやってたんですか?

 

永井:そうですね!(笑)

 

栗村:ま、言ってみれば団長なんか「ひよっこ」ですよね!

 

団長:いや~、ホントなんですけど、なんでそんな気いー悪い事ばかり言うんですか! 急に・・・。

 

栗村:いや、ちょっとそのダブルレバーの苦労を知って欲しかったなと思って・・・。

 

団長:そうですねえ!

 

栗村:そういう時代があったんですね。

 

 

ナレーション:続いては、私も使っています、イタリアのカンパニョーロ!

 

 

栗村:団長はカンパニョーロのコンポーネントを使ったとは?

 

団長:まだ無い・・・!

 

栗村:あ、まだ無い・・・!

 

団長:ハイ! 今、新しい自転車に初めてカンパを付けようと思って・・・。

 

栗村:昔のツールドフランスでは100%カンパニョーロの部品だったという時代あるぐらいなんですよ。

 

団長:はあ~~~~! ならば、一番老舗の・・・

 

永井:そうですね、一番古いメーカーですよね。

 

栗村:でま、そのカンパニョーロがシマノのデュアルコントロールレバーを追う形で手元変速をまた新たに開発して・・・

 

団長:あ!!! 全然違うココ(ブレーキレバー)!

 

永井:違いますでしょ!

 

団長:ここに、なんか出てきてます!

 

永井:今までのシマノにはコレ無かったですよね!

このレバー(ブレーキレバー)動かないですよね!

 

団長:ブレーキはブレーキだけだ、ハイ!

 

永井:そう、コレ、ブレーキだけしかない。

 

団長:あ、感触全然違う!

 

永井:やっぱり、シマノとカンパでは形も全然違います。

 

団長:ハア~~~!

 

永井:シマノはコレで(人差し指レバー)重いギアに行ったんですよ。

カンパの場合は重いギアにするのに、このレバー(親指のレバー)を使うんですよ。

 

団長:ここの! こっち、ハイ!

 

永井:こっち(人差し指レバー)で軽くして、こっち(親指レバー)で重くする、こういう感じなんですね。

ですから、下ハンを持った時も人差し指と親指でこうやってやる。

 

団長:あ、便利じゃないですか!

 

永井:こういう風にすると、コレがカンパニョーロの特徴になります。

 

 

ナレーション:イタリアのメーカーカンパニョーロのブレーキシフトは動かず、変速で親指を使用するのが特徴です。

 

そして、最後は団長も愛用している「スラム!」

 

以前は主にマウンテンバイク用のコンポ―ネントを展開していたアメリカのメーカーです。

 

 

栗村:一番新しいのが、スラムと言う事ですかね。

 

永井:そうですね、ここ10年前後で出てきたんですね!

 

団長:あ、そうですか!

 

永井:このスラムのレバーの特徴としては、この1本のレバーで2つの動作ができます。

 

で、コレ1個(1クリック)で重くなって、2個(さらに押し込んで2クリック)で軽くなるんですね。
※(動画での説明は、逆になっています)

 

この、1つのレバーだけによって、変速できるというのがスラムの良いところであり、特徴であると思います!

 

団長:手前までと、奥までの違いですね。

 

最初、ずっとシマノを使ってたんですけど、このスラムに変えた時に、咄嗟の時にやっちゃうんですよ(ブレーキレバーを動かして)

あ~~~~~!って。

 

永井:あ~~~、でもそうですよね。

 

団長:ちょっと考えてやらないと、ね! 慣れてくるともうパッと何も考えなくてもできるんですけど・・・。

 

 

ナレーション:一つのレバーだけで、シフトチェンジできるのがスラムの最大の特徴!

 

団長のようにはじめのうちは戸惑う事もあるかも知れませんが、慣れれば使い易そうですね。

 

と言う事で3つのメーカー、それぞれ違いがあるので自分に合ったお気に入りを見つけて下さい。

 

さて、続いては「車輪」です。

 

車輪とは「ハブ」「スポーク」「リム」」「タイヤ」が集まった総称のこと!

 

まずは、「リム」について・・・!

 

厚みのある「ディープリム」と通常の「プレーンリム」の違いを教えてもらいましょう。

 

 

永井:リムの高さを見て下さい、こっちはこんなに薄いですよね。

 

団長:ハイ!

 

永井:でも、こっちはこんなに分厚いですよね。

 

団長:ハイ!

 

永井:例えば、走っていれば前方向から空気が来ますよね。

 

で、それに対する空気抵抗を軽減させるために、こちら(ディープリム)の方は飛行機の羽のような形をとっていると言うところで、整流効果と言うのが生まれるんですよ。

 

 

ナレーション:断面の形がとがっているディープリムはプレーンリムに比べ、空気の流れがスムーズになるため抵抗を減らす働きがあります。レース用の自転車でよく見かけますよね。

 

 

団長:風を斬る感じなんですかね?

 

永井:そうなんですよ!

 

団長:風をこう流す!

 

永井:ハイ!(風が)後ろに来た時に、風が後ろに巻かないようにするための形状になっています。

 

団長:スポークも・・・ね・・・、平なんですね!

 

永井:そうですね、こちらのはちょっと平らな感じになっていますね。

 

団長:これも、きし麺みたいな形で・・・。

 

永井:そうですね、一つ一つがそういう効果を生ませるためにこういう形状になっている訳なんですね。

 

ナレーション:ただし、ディープリムは前方からの抵抗は抑えられても、横からの抵抗は大きくなるのでハンドリングテクニックが要求されます。

 

街では横風などのリスクを最小限にするため、プレーンリムの方が一般的! ちなみに、私もプレーンリムを使っています!

 

続いて「タイヤ!」

 

ロードバイクに使用されるのは主に「クリンチャー」「チューブラー」「チューブレス」の3種類。

まずは「クリンチャー」から、お願いします!

 

 

永井:まずはクリンチャーからいきます。

 

団長:クリンチャー!

 

永井:コレの特徴はですね、ちょっといま空気抜きますね・・・

(タイヤをリムから外して)

 

栗村:流石!手際がいいですね!

 

団長:さすが! ハア~~~、早!!!

 

永井:この中にチューブが入ってます!

 

団長:ハイ!

 

永井:コレ、チューブです。 で、コレがタイヤの中で風船のように膨らむんですね。

 

そうすると、外側の硬いゴムのところは、実際に地面に接地するところが一緒にこうやって内圧によって膨らんでくる、コレがクリン

 

チャーの特徴なんですね。

 

 

ナレーション:クリンチャーは、タイヤに大きな損傷が無い限り、パンクした場合でもチューブを補修すれば対処できる、最も一般的なタイヤです。

 

続いては、画面左! タイヤとチューブが一体化したチューブラー!

 

 

永井:コレの(チューブラー)の良いところはですね、どういう方向にも同じように潰れるものですから、(バイクを)倒して行った時にグリップを失うポイントと言うのが、非常にあいまいと言うか割と粘って行けると言う特徴があるので!

 

ですから、例えば今レースの現場で使われている物はグリップの性能を考えると、どちらかと言うとコチラの方が好まれるという傾向にはあります。

 

団長:へえ~~~!

 

栗村:ハイ、まあもともとロードバイクが生まれた時に生まれたタイヤの形式と言っていいですよね。

 

永井:そうですね。

 

栗村:コレがもう一番古くからね!

 

永井:はい、古いと思います。

 

栗村:ただ、それだけに伝統的な性能の良さはある一方で、やっぱりメンテナンスがかなり大変と・・・。

 

団長:こっち(クリンチャー)の方が楽ですよね。

 

栗村:やっぱり、一般の方にはクリンチャーがベストなのかなと、思いますね。

 

 

ナレーション:チューブラーは、ホイルに付ける際にボンドやテープを使用しなければならず、また、タイヤにチューブが縫い込まれているのでパンクなどのトラブルに弱い事も覚えておきましょう。

 

そして、最後は「チューブレス!」

 

タイヤとリムの突起部分が空気圧で互いにロックされ、チューブが無い状態でも使用できるタイヤ!

 

 

永井:中にチューブが入っていますと、例えばコレが上死点から下死点に行って、地面に接地して潰れますよね。

 

団長:ハイ!

 

永井:潰れた時に中にチューブが入っていると、タイヤとチューブの間で摩擦が、毎回毎回生じるんですよ。

 

団長:う~~~ん、ハイハイ!

 

永井:コレがあるかないかで、転がりに対する抵抗が変わってきますという事を、メーカーさんは言ってますよね!

 

団長:ハア・・・、そんな細かいと言うか、繊細なものなんですね。

 

永井:そうみたいですね・・・。

 

 

ナレーション:タイヤもそれぞれ特徴を知ったうえで、目的に合わせて選ぶことをオススメします。

 

そして、パーツ編の最後はペダリングを大きく左右する「ビンディング!」

 

 

永井:ビンディングと言うのはスキーのビンディングと同じなんですけれども、こういったものが自転車にも使われていまして、で、これにもいくつかのタイプがあります。

 

ペダルに対して嵌るプレートがあるんですけど、こういったものがシューズの底に外付けで付くんですよね。

ですので、当然このプレート自体は出っ張る事になるんです。

 

 

ナレーション:このビンディングは自転車に乗る事だけを考えたシステム!

 

シューズのつま先部分に出っ張りがあるため、歩行には向いていません。

 

それに対して、歩くことも考えたのがコチラ!

 

 

永井:ここに対して(靴底)小っちゃいプレートが付くんですよね。

 

ちょっと今プレートが付いていないんですけれども、この小っちゃいプレートが、このペダル(SPDペダル)にこう嵌りますので!

 

で、非常に小っちゃいプレートと言うのは、靴底よりも内側に入ることになりますから、地面に対してプレートが触らないんですよ。

 

そうしますと、歩くのには非常に都合が良いです。

 

団長:ビンディングにする時に、コレ(SPD)から始めました。

 

永井:あ~、もう、やりやすいと思いますね!

 

団長:脱着が非常にやりやすいですよね!

 

永井:まあ、やっぱり歩けると言うのは非常に大きなメリットですので、自転車をお使いになる用途として例えば自転車を止めて、ち

ょっと歩いて散歩しますとか、通勤の寄り道であるとかそういった時に非常に活躍するタイプのシューズとペダルでもあります。

 

 

ナレーション:ビンディング初心者にうってつけのコチラのタイプ。

自転車で出かけた先でもそのシューズのまま歩くこともできるので、オススメです。

そしてさらに、こんなものも・・・

 

 

永井:コレなんですけども、一見すると普通のフラットペダルと言われている何もないものに見えるんですが、裏返すとビンディング

ペダルが、マウンテンバイク用の物ですけれども付いていると・・・

 

こういった便利なものもありますので・・・。

 

団長:ボクはコレ使っています。

 

永井:コレ良いですよね!

 

団長:ハイ! 普段使いには!

 

永井:ビンディングペダルをまだ使い始めで慣れていない方で、自信の無い方でも、例えば片足ビンディングペダルに嵌めておいて、片足フラットペダルに乗せておくとか、もしくは人の多いところではフラットペダルにしておいて、走れるところではビンディングペダルにするとか、こういったこともできますので非常に面白いペダルだと思います。

 

 

ナレーション:フラットペダルとビンディングが裏表にセッティングされているこちらのタイプ!

こんなペダルがあるなんて、私も初めて知りました。 ぜひ購入を検討したいと思います。

 

 

栗村:ま、改めて見ると本当に一つのパーツでもたくさんの種類、そしてたくさんの使い方があるんだなと言う事が分かりましたよね!

 

団長どうですか? 色々と今日は改めて・・・!

 

団長:いや~~~、あのう、知ってたつもりやったんですけど、知らない事がたくさんありました。

 

いや、ホント、パーツ永井さんに出会えて今日は良かったなと・・・。

 

永井:こちらこそ!

 

栗村:パーツ永井さん確定! ネーミングとしては確定で良いですかね?

 

団長:そうですねぇ、ボク携帯電話の電話番号を後でお聞きしようと思っているんですけど、パーツで入れておこうかと、名前は・・・。

 

ぴ~~~~~~~!(クラクション)

 

団長:やっぱ、永井さんにしておきましょうかね・・・!(笑)

 

栗村:そうですね、ちょっと今怒ってましてからね!

 

団長:はい、怒られちゃいましたね・・・!

 

 

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